管理者の思い

 どうして『竹水鉄砲合戦』をはじめたのか。(教育編)

 日本全国でいじめなどが問題になっています。いじめの無い世の中の実現は不可能でしょうが、できるだけ嫌な思いをする人がいないような世の中を作りたいものです。私も色々な方にいじめてもらったと思いますし、今思えばいじめに加担をしていたこともあったと思います。それらを反省して多くの人が毎日を楽しく張り合いを持って生活できる環境を作りたいと思っています。詳しいことはわかりませんが、いじめ等による自殺問題で多くの調査が学校に課せられたようです。ある教育者の方は、「先生に事務的な仕事が増えて本来子供と接する時間が必要なのにその時間がどんどん減らされていきます。事務的な仕事が増える事で先生にもストレスが溜まり、そんな状態でいい教育ができるわけはない。」といわれます。

 教育基本法第13条について考える

『家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする』

 皆さんはこの条文を知っていますか?法律でこの様になっています。私は日本国民ですので法律を守る義務があると思っています。すべての法律を守る事はできないかも知れないですができるだけそれに努めなければいけにと思います。この『竹水鉄砲合戦』ってものは、この法律を守ろうとする時の手段として大いに価値のあるものだと思っています。例えば、水鉄砲を作る作業は竹を伐るところから始まります。竹の生態や竹薮の環境を学ぶのは教育です。次に竹水鉄砲を作ることは小学校でいえば図工の勉強です。どうして水が出るかを考えれば理科の勉強です。競技をすることで体育の勉強になります。そして、戦略を考えることで脳はますます活性化されるでしょう。これだけではありません。水鉄砲作りはどちらかといえば昔の遊びです。私達の親父達が最も得意とすることです。作る技術を子供達は祖父ちゃん達に学ぶことで三世代の交流になるのです。親子で参加する事は沢山ありますが、三世代が一緒にできることはなかなかないものですね。それぞれの地域でチ-ムを結成して対戦をすればこの法律を守れるうってつけのことだと思います。

 いじめ対策の一つの手段として

 時々「テレビとか新聞に出て有名人だね」って言われます。別に有名になるために出ているためではありません。「この『竹水鉄砲合戦』を多くの方に知ってもらう事がこれからのこの世の中に必要だと思うからです。」と答えます。私も3人の子供の父親です。自分の事よりも子供達の事が心配です。みんなと仲良くやっているだろうか?いじめにあって「学校なんか行きたくない」といわないだろうか。考え出したらきりがありません。
 例えば、子供がいじめにあっています。あなたならどのような手段をとりますか?いじめっ子の家に怒鳴り込みますか?それとも何もできずに可愛い子供の悲しむ姿を見続けますか?私ならどちらでもありません。怒鳴り込んでも、いじめっ子は親や先生に叱られれば、その反動でもっとエスカレ-トするでしょう。根本的な解決にはならない事が多いですよね。それならまずは、自分の子供といじめっ子ではない子供と『竹水鉄砲合戦』をはじめます。中にはなじめない子供もいますが、大半の子供は喜んでやるでしょう。休日にやれば学校ではこれが話題になります。会話を聞いたいじめっ子はとても興味を持つはずです。だって誰にも叱られずに相手を攻撃できるのですから。頃合を見ていじめっ子を誘ってやります。間違いなく一番はしゃいで参加するでしょう。「うちの○○と仲良くしてやってくれよ」と言えばきっと効果はあるでしょう。だって楽しい事を提供してくれるおじさんの子供をいじめる事が得か損かを考えればどうすればいいかはわかります。私のこの方法がすべてにはまるとは思えませんが、半分は効果があると思います。だから特にいじめで悩んでいる方にこれを読んでいただきたいですね。実践の方法が良くわからなければちゃんとお教えします。

 『獣性』って知っていますか?

 人間は大なり小なり『獣性』(獣類のもつ性質。2 人間のもつ、肉体的欲望などの動物的な性質。また、人間の凶暴・残忍な一面。)を持っており、これを上手くコントロ-ルしたり解消することが出来ない人はいじめに走ったり乱暴になったりします。そんなことを解消するためには非常に『竹水鉄砲合戦』はいいものだと思っています。人を攻撃する欲求を満たす事もできますし、撃たれた方は別に痛くはないし、かえって気持ちいいと思えます。この人間のもって生まれたどうしようもない部分の特効薬になるのではないかと期待しています。

 ストレス解消の手段として

 ユニバーサルスタジオジャパンとか東京ディズニ-ランド等の水に濡れるアトラクションが人気です
わざわざ濡れに行く人もいます。この気持ちは童心に返っておもいっきり遊びたいと思う心があるんですよね。何も無いところで水に濡れていれば大人としてやっていられませんが、それがスポ-ツであるのなら何も躊躇うものは無いわけです。例えば、気に食わない人に見立てて思いっきり撃ってやってもいいんですからね。

 大人と子供が唯一真剣勝負が出来るスポ-ツでは?

 子供と大人が一緒にスポ-ツする時には大半は大人が手加減をしなければ成り立ちません。でも、これは世の中に唯一真剣勝負が出来るスポ-ツだと思っています。

 みなさんはどう思われますか?

 昨年に愛知の県政への提案をした事があります。内容は次のアドレスにありますので内容は確認をしていただければと思います。http://www.pref.aichi.jp/koho/teigen/teigen_syu/03kyouiku.html 内容は次のとおりです。

竹水鉄砲合戦について
 『竹水鉄砲合戦』という新しいスポ-ツを考案し、只今普及活動をしているところです。
 今年の春からはじめ、子供から大人まで体験をしてもらいました。10月にはNHKの名古屋放送局の取材の申し込みがあり、撮影をして11月1日の夕方と11月2日の朝に東海3県に放送されました。
 最初はこれを環境問題とか、イベントとして考える比重が多かったのですが、今問題になっている『いじめ問題』の解決の一つの手段にならないかと思っています。11月4日のNHKの『おはよう日本』で全国放送されました。これを多くの人達に知ってもらって、試して欲しいと思います。今からの季節は寒いのですが、ポンチョを着たり、水では無くお湯でやれば十分楽しめます。ちゃんと競技規則があります。写真や文書を添付できるファイルを教えてもらえませんか。

(平成18年11月)

回答

 いじめ問題の解決についてのご意見ありがとうございました。
 竹水鉄砲合戦という新しいスポーツを活用していくご提案ですが、いじめの解決の具体的な方法については、各小中学校や小中学校を直接監督しております市町村教育委員会が、各学校等の実態に応じて工夫をしています。ご提案いただいた内容について、各学校等に紹介する機会がなかなかないのが現状です。そのような状況についてご理解いただきますようお願いいたします。

 

【教育委員会義務教育課】


この答えを見て皆さんはどう思われますか?機会なんてその気になれば作れると思うのですが。『竹水鉄砲合戦』が絶対いい物だとは思いません。でも、手段がなくて困っている学校も沢山あると思います。これに取り組む取り組まないは別にして情報くらいは流してくれてもいいのではと思います。