管理者の思い

 どうして『竹水鉄砲合戦』をはじめたのか。(環境編)

 まずは、環境面についてですが、日本人の生活になくてはならなかった竹ですが、今ではその製品の大半がプラスチック等の石油の加工製品で賄われています。そうする事で竹は使われなくなり、竹薮は管理されなくなってしまい荒廃してきました。以前は杉や桧の造林地帯とは竹薮はちゃんと区別してあったはずですが、竹は根で生殖範囲を広めて行き杉と桧と一緒に山の中で生えています。 この事は果たしてよいことでしょうか?
 私はこのようなことの専門ではありませんが自分の考えとしては、杉や桧の造林地帯は木の成長とともに間伐をする必要があります。間引くことで地面に日が当たり植物が生えてきて地山を安定させます。それに、残った木にも日が当たり成長を促します。それを踏まえれば杉や桧と並んで生える竹は不要な物となります。このような状態を起こさないために竹の消費をする方法をずっと考えていました。竹とんぼや竹馬等の昔ながらの遊びもありますが、それでは多くの需要を望めません。やはりスポ-ツとして使用することが一番だと考えました。

 このままにしておくと・・・

 色々インタ-ネットで調べてみますと、竹が増えている事に対して危機感を持っているところがありますが、決定的な打開策を持っているところは今の無いと思われます。もっと行政が真剣になって考えないといけないと思うのですが先が見えないからかある意味真剣に考えて無いように思います。マスコミもこの事にあまり触れてないようですね。このまま放置すればどんな事になるか専門家の方たちはわかっているはずです。その時行政は杉や桧の間伐に補助金を出すように竹の駆除に補助金を出して解決する方法とるのでしょうか?

  そんなことでお金を使うなら・・・

 竹を駆除をするのにお金を使うなら『竹水鉄砲合戦』の道具を竹で考えて竹の商品を開発した方がどれだけ前向きかと考えました。競技規則上も竹で使えるものは竹で考えています。このスポ-ツが盛んになれば世の人々は今まで見向きもしなかった竹に注目するはずです。邪魔物が資源へと変わります。竹薮の所有者も竹に価値があればちゃんと管理するようになるはずです。

  色んな竹を使います。

 この競技は、色々な竹を使うように考えてあります。水鉄砲は、筒は真竹で柄は女竹。的は真竹。それに竹垣は真竹や孟宗を使用します。

  最後は竹炭です。

 道具として使用できなくなった竹は炭として活用します。その炭焼きは年配者の方が中心なので世代を超えた交流にもなります。